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草案 主要人物 ニドクイン:笠原郁 特性とうそうしん推奨 バチュル:堂上篤 キマワリ:小牧幹久 ジュナイパー:手塚光 狙撃班に所属しているので ミロカロスorルガルガン:柴崎麻子 前者は美貌のイメージから。後者は使い手のライチとの声優繋がり オニゴーリ:玄田竜介 ブロスター:稲嶺和市 主要人物を取り巻く人々 ピカチュウ:手塚慧 エリキテル:折口マキ 使い手のパンジーとの記者繋がり ロゼリア:中澤鞠江 くさぶえ必須 ケッキング:笠原克宏 ハハコモリ:笠原寿子 キングドラ:尾形明也 アリアドス:進藤誠 ウィンディ:平賀 その他人物 ドンカラス:彦江光正 バルジーナは♀のみなのでNG ドククラゲ:香坂大地 実家が床屋→ポケモン4コママンガ劇場では床屋の店主 ジュペッタ:竹内加代子 使い手のシキミとの作家繋がり -- (ユリス) 2019-09-01 19 04 15
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1スレ目 474 単純に、純粋に激しく上下。空気読めないから。 「教官みたいに俺もムツゴロウさん~」 とかは思ってない。 むしろ、 「痕つけてやる!!」 と吸うは咬むはつねるは揉み倒すは (起立したまま。お前の手は何本だ?)。 別冊情報どおり、やったかやらないかの線でいつも去られてたから 「若い女は締まるもんだ」 ぐらいにしか思ってなくて、柴崎が暴れようが声を殺して泣こうが、尋常じゃなくきつかろうが、 「ヤらせても凄い麻子様サイコー」 とか思いながら激しく上下。 で、麻子様失神、ふと我に返っておのが所業を見て、肌色絆創膏の意味を知り、激しく鬱るのであった。 (これならもったいぶりながらでもヒヒ爺ィにやらせてやった方がよっぽど痛くなくてお得だったかもね……?) 実は、ひどい目に遭いながらもなぜか悪い気はしていない麻子様であった。 「あーもー信じられない」 とかいって「貸し」が半端ない大きさになり、永遠に逆らえない奴隷と化す……? で、また、 「ちょっと! 補習よ!」 とまた呼びつけられる。 「絶交かと思ってた……」 とキョドりつつ応ずると、 「アンタのせいでハ○撮りの練習ができなかったじゃない!」 「そんなコトするのか!?体使うなって言ったろ!」 「弱みを握らなきゃ体張る意味がないじゃないのよ。いかにもこう繋がってます~ていうふうに撮る練習しなくちゃ。……アンタにそんなこという権利があると思ってるの?」 「ありませんですハイ」 ふふん、と不敵に笑う麻子様であった。 で、しっかり実地に準備しながら、 「あ、ちょっとここで止めて!脚こっちの方がいいわね、ハイ!」 「俺の顔を入れて撮るなよ。……消しとけよ、あとで」 「入れなきゃ分かんないでしょう!次ちょっとこっち向いて…… 体位はやっぱりあっちが良かったかしら……」 萎えそうな手塚であった。 それでも別れ際に、 「サンキュ。これでバッチリよ」 なんてあでやかに笑ってキスなんかされようものなら疲れも吹っ飛ぶと。 「体は触らせてもキスはさせるなよ……」 とつぶやいてしまう純情な 自分にまたへこむ手塚。 で、 「また任務か」 「そうよ、だから痕つけないでね」 付けてやる! 絶対解るところにキスマーク付けまくってやる! といきり立つ心中をまた読まれて逆に肩口なんか軽く咬まれて。 「ほ~ら、教官殿といっしょ~♪」 とからかわれる。 「それで、今のところ寸止めできてるのか?」 「さあ?」 「○出しだけはされるなよ……」 と最終防衛ラインが後退していく手塚。 寝取られの道に目覚めてしまう日も近いと。
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図書館戦争ラジオのアイドル 「堂上教官!!!!」 「紅一点(べにいってん)」など数々の迷言を残す
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2スレ目 648 「ね、ねぇ柴崎。教官さ、可愛いブラしても何も言わないんだよ。やっぱりレースひらひらのとか、付けてるのか付けてないのか分からないぐらいきわどいのが好きなのかな?」 「つーかあんた想像してみなさいよ。雄弁に女物の下着を語る堂上教官の姿を。キモイ通りこしてミステリーよ」 柴崎はああ言ったけど、やっぱり気になる──! 「きょ、教官はっ、こういう下着嫌いですか? そ、それと、ど、どんなのが好きなんですか?」 色は白? それともパステルカラー? 真っ赤だったらどうしよう──!! 「……郁、落ち着いて聞け」 「……はい」 「はっきり言って暗くてよく見えん」 その日以来、郁が明かりを消して欲しいとは言わなくなったとか。
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1スレ目301-303 その晩、隊長の音頭で始った酒盛りは、いつの間にか唯一の女子である郁とそのルームメイトである柴崎も巻き込んでの賑やかなものになっていた。 基本的に防衛隊は男性隊員の方が多く、女性と酒の席を共にすることは限りなく少ない。 その輪に高値の華ともてはやされる柴崎まで参加したのだから、参加者のボルテージは上がる一方だ。 勧められるままに酒を飲む郁に、堂上は内心ハラハラしつつも、いつの間にか幹事のような立場なってしまい、そちらに目が行き届かなくなってしまった。 どよっとしたざわめきに堂上がようやく郁の存在を思い出し、そちらに目を向け──絶句した。 「んー」 「もう柴崎、酔いすぎだよ」 郁に絡む柴崎の姿にも驚いたが、更に驚いたのは二人は周囲の目を気にすることなく、接吻なんぞしていたからだ。 「な、なにやってんだ、お前達はっ!」 どこぞのレズもののAVか、と突っ込みたくなるのを喉元で抑え、一気に酔いも醒めた堂上が割って入ろうとすると、 「何、怒ってるんですか、教官」 「もう堂上教官、そんなにこの子のファーストキスが欲しかったんですかぁ?」 「そういう話じゃないっ!手塚、」 茶化す二人は誰の目から見ても明らかに酔っていて、お前がついていて──と続けようとしたものの、二人の隣で撃沈している手塚の姿に気付いた。 「手塚ったら見た目通り弱くって、相手にならないんですよ、これがまた」 ふふふと妖艶に笑う柴崎の姿に、彼女がしこたま飲んでいることに堂上はようやく気付いた。 「柴崎、酔うとキス魔なんですよ」 「あら、あたしだって相手は選ぶわよ。あんただからしてるの」 そして、さりげなく、ちゅっと郁にキスをする柴崎に周囲はまたどよめいた。 冗談などと笑える類を越えて、その姿も恐ろしく似合っているのだから性質が悪い。 今のこいつを説教しても無意味だと、堂上は話す相手を郁に変えたのだが、 「別にキスぐらいいいじゃないですか。あたしも気にしませんし。学生時代なんか、よくやられましたもん」 よくやられたってな、お前──予想外の郁の反応に堂上が呆然としていると、郁はコップに口を付けた後、 「卒業式の時とか、後輩の子に「思い出を下さい」とか、教官は言われませんでしたか?そういうのは好きな人とした方がいいって、あたし言ったのに、どうしてもって泣きそうな顔をされたら断るのも可愛そうで、つい」 男勝りの性格に、高身長、スラっとした体型の郁がグラウンドを走る姿は──その時期によくある女の子が同性の先輩に憧れる対象になりやすかったに違いない。 とはいえ、どこの世の中に「つい」でキスまでする奴がいるんだ── 堂上には理解できない世界の話である。 そもそも、そういうものは愛情の表現方法の一つであって、その想いを伝えたくてするものではないのか。 俺だったら──などとうっかり自分の話になってしまい、慌ててそれを振り払った。 「だって、あんたの唇って柔らかくて気持ち良いんだもの」 「もう仕方ないなー」 これで最後だよ、と郁は諦めたようにキスをされている。 女を武器にする柴崎が、女らしくない郁に絡む姿は──独身男性隊員達にとっては微笑ましい光景などというものではなく、むしろ──。 その輪の中で唯一、堂上だけはわざと見せつけられていると感じるのは気のせいではあるまい。 くそっ、後で覚えてろよ、こいつら。 むかっ腹にコップ酒を一気飲みしたものの、その晩、堂上が酔えるはずもなかった。
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【Nosub】
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1スレ目 760-762 アニメ版反省会 関東図書基地・図書特殊部隊事務室集まっているいつもの面々を前に、玄田が口を開いた 「アニメ版が無事に終了したということだが…いかんせん平均視聴率が3%ちょっとしか無かった。これは由々しき事態である!そこでだ、今日はアニメ版の低視聴率の原因究明および対策を話し合う」 「よろしいでしょうか?」 手を上げたのは柴崎だ 「やはり高視聴率の比較対照を参考にするのがいいのではないでしょうか?そこで同じノイタミナ枠で平均視聴率4.6%の記録を持つ『もやしもん』を参考にしたいと思います」 「いいんじゃない?背の低い男と背の高いヒロインっていうウチとの共通点もあるしさ」 小牧の余計な一言に 「背の低いってのは余計だ」 と不機嫌そうな堂上 「でも柴崎、参考っていってもなにするの?」 とこれは笠原 「そりゃ決まってるでしょ?視聴率を稼ぐ基本は『お色気』よ」 「お、お色気!?」 「おい柴崎!」 目を白黒させる笠原と声を上げる堂上を無視して柴崎は続けた 「『もやしもん』の女性キャラを見なさい。全編ヘソ出しボンテージとかゴスロリ服とかで体張ってるじゃない」 「ゴスロリの方は男じゃなかったかな」 とコレは小牧 「笠原、あんた1話から12話まで自分がお色気シーンやったっていう自覚ある」 「う、そ、それはぁ…」 「最初から教官にドロップキックだったしな」 とこれは手塚 「だってそれはそのぅ…」 「原作どおりだったら少しはあったんだけど、仕方ないよね」 と小牧 「あるかどうかはわからんが2期のためだ。やってみろ笠原」 「隊長、ちょっと待ってください!」 ここで堂上が止めに入る 「いくらなんでも視聴率=お色気ってのは乱暴すぎます!もっとほかに原因を究明すべきです」 「なんだ堂上、そんなに笠原のお色気は見たくないのか?」 ウッと詰まる堂上、若干目を泳がせつつも 「…人には適材適所ってもんがあります。笠原なんかにお色気やらせて視聴率が取れるとは思えません」 「あ、ひどーい教官!」 とむくれる笠原から微妙に目をそらし 「そもそもお前はやる気あるのか?」 と聞いた 「え、それは…あんまり…」 と口を尖らせる笠原に柴崎が耳打ちした (2期が無いと堂上教官と付き合えなくなるわよ。それでいいの?アニメ版の最終回で満足できる?) (う…) と言葉に詰まる 「私も付き合ってあげるから。一緒にお色気要員、がんばりましょ?」 「う…うんわかった、やってみる…」 数十分後 「どうです?ゴスロリ服って初めて着たんですよ」 先に出てきた柴崎の黒ゴス姿に男性陣から 「おぉ~」 という声が上がった 元がお人形さんな顔立ちなので、こういう服を着ると本当のお人形さんのように見える 「服のせいでちょっと体系が見えにくくなるのが難点ですね。お色気を取るにはちょっと力不足かな?」 「いやいや大したもんだ。娘がいたら持ってかえってやりたいくらいだ」 玄田が豪快に笑った 「よく似合ってるよ。ねぇ手塚…手塚?」 小牧が傍らにいた手塚に声をかけるが、柴崎に目を奪われているのか返答も無い 「なに、手塚。じっと見ちゃって」 柴崎にそばに寄られて、上目遣いで迫られる 「…え、あ、いや…いいんじゃないか?うん」 気を取り直したように言った 「なかなかのもんだな」 とこれは堂上 「これだけで十分お色気担当できるぞ、柴崎」 「あら、そんなこと言わないで笠原のも見てあげてくださいよ。けっこうがんばったんですよ?私もあの子も」 そう言って柴崎は事務室のドアを開けた 「早く出てらっしゃい。みんな待ってるわよ?」 「でも柴崎ぃ…この格好はちょっと…」 となにやら気弱な声 「大丈夫よぉ、よく似合ってるわよ」 「で、でもぉ…」 「おい笠原」 堂上が声をかけた 「誰も期待してないから、無理しなくていいんだぞ」 むぅ、という声が聞こえ 「い…行きます!」 と気合の入った声とともに、笠原が扉の影から姿を現した 彼女のファッションは上から下まで黒一色で固められたボンテージファッション 飾りのついた首輪みたいなチョーカー、ヘソどころか鳩尾まで丸見えなホルタートップは背中とささやかな胸の谷間がはっきり見える ヘソ下5センチのところで止まっているスカートの裾からは、これだけは誰が見ても美しいと思うであろう形のいい足が伸びている 「あ、あの、こういう服ってなんだか動きにくい…サンダルも踵が高くて歩きにくくて」 とまるで歯医者に連れてこられた子供のようにおずおずと皆の前に歩いてきた 「おぉ、悪くないんじゃないか?」 うんうんと玄田がうなずく 「思ったより似合ってるよ、笠原さん」 「なんだ、やればできるじゃないか」 と小牧と手塚 「ちょっと、胸張って…堂々としないと逆に恥ずかしいわよ」 「そんなこと言ってもさぁ…」 左手で胸を、右手を伸ばして足元を隠す笠原に柴崎が手を伸ばした 「ハイ、腰に手を当てて…背筋伸ばして…堂上教官、何か言ってやってくださいよ」 「あ…」 柴崎の言葉に思わず堂上のほうに目を向けた。 自分が高い靴をはいているからか、いつもより堂上の顔が低い位置にある (あれ?教官、なんでそんなにしかめっ面なの?) 堂上の顔はいつにもまして仏頂面だ 「あ、あの~教官、いや堂上二正?な、なにかまずいことでも…」 なにやら不安になり、笠原は堂上に近づいた 「…お、おい待て笠原、俺に近寄るな」 と逃げ腰になる堂上 「やっぱりダメですか?アタシにお色気は無理ですか?」 「い、いや、だから近づくな!」 椅子やら何やらを跳ね飛ばして逃げる堂上だが、場所が悪かったか壁際に追い込まれてしまう 「アタシ、2期のためにもがんばります!だからどこが悪いかはっきり言ってください!」 「その前に離れろ!いや、離れてくれ!」 悲鳴のような声を上げて堂上は目をそらした 「直視できないくらいひどいって言うんですか~!」 「違うっつってんだろ!」 なにやら言いにくそうに堂上は頭をかいた 「お前、今日の靴はかなり高いだろ?だからそのぅ…」 「?」 「目の前に胸がくるんだよ!」 そう言われて自分の胸の先が堂上の鼻先5センチくらいまで近づいてることに気がついた 「だからって普通、教官に右フックをお見舞いするか?」 「スミマセン…」 医務室のベッドに腰掛ける堂上に説教され、笠原は椅子の上で小さくなっている。 服はまだボンテージのままだ その様子を見てなにやらおかしくなる 「あのな笠原、本当に無理しなくていいんだぞ?」 ぽん、と頭に手を置いて堂上は言った 「無理してお色気要員になんかならなくていい、そもそも低視聴率だった理由がお色気だったとは思えん」 「そう…なんですか?」 「その前のノイタミナ枠で考えてみろ。ヒロインがコロポックルだったり汚部屋の住人だったりしただろ?それでもそれなりの視聴率だったんだから、お色気なんか出さなくても大丈夫だ」 「でも…」 ぐっ、と頭を撫でられる手の力が強くなった 「もし2期があるなら、もっと大変な目にあうんだぞ。お色気なんかよりそっちのほうを心配しろ」 大変なこと…いろいろ思い浮かんで笠原の顔は一気に赤くなった 「それとな…」 言いにくそうに堂上は顔を背けた 「その服、もう着替えろ。目のやり場に困る」 少し赤くなった教官の顔を見てうれしくなる笠原であった 完
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1スレ目 532-537 その2 『まだ、少し先の話』 「なにしようっての」 2人の男に連れられて小部屋に引きずり込まれた後、後ろに手を回され、その手に手錠を架けられる。 「逮捕されるようなことをした覚えはないんだけど」 いつもの強気な発言を繰り返す柴崎を鼻であしらう様に、良化隊員はポケットからデジタルカメラを取り出す。 「お前に一仕事してもらうためだ」 まるで虎が猫をいたぶるような声で言うと、良化隊員は一思いに柴崎の着ている制服に手をかけ、そのまま力任せに左右に引きちぎった。 戦闘を生業とする男の力で掴まれた布は呆気なく柴崎の肌から離れ、一瞬で彼女を下着姿に変えた。そうされた柴崎の方は、悲鳴を上げることもなく男を睨み付ける。 この部屋に連れ込まれてから、きっとこうなるだろうと予測は出来た。 男が女を密室に連れ込む理由など―――1つしかないのだ。 半笑いしながら一人の男が柴崎の下着に手をかける。と、小さく細い布地はバラバラに引き裂かれ、彼女の素肌を晒していった。形の良い乳房と締め付け跡のない腰が殊更に白く際立つ。 「いい格好だな、柴崎麻子」 そういわれ、両手の自由を奪われたまま、柴崎は敵を睨む目を更に強く見開いた。 歯を食いしばりすぎて、頭痛が起きそうだ。 泣くな。泣いたらこいつらの思う壺だ。 そう自分に言い聞かせることで、辱めを受けてもなお、プライドを保とうと決めた。 男の一人が柴崎の後ろに回り込み、後ろから彼女を羽交い絞めにする。 そして、必死で閉じていた膝を両脇から掴み、左右に広げていく。 足をアルファベットのエムの字に良く似た格好にさせられ、柴崎の秘部はもう一人の男の目の前に曝け出された。 「キレーな色だよー、シバサキさん」 その男は馬鹿にしたような声音で言うと、先ほど手に取ったデジタルカメラのシャッターを切っていく。 「その綺麗な顔もちゃんと撮ってあげてるからな」 顔を背けようとすると、後ろの男が力ずくで正面に向ける。 顔も撮影範囲に入れながら、秘部を写している。それをネタにして情報部の柴崎を配下に置こうということか。小汚いやり口。コイツラのやりそうなことだ。 内心で口汚く良化隊を罵るが、そうしたことでこの状況が一転するわけではなかった。 そうやって暫くの間、フラッシュは途切れることなく、柴崎の裸体を照らし続けた。 「やっぱもう我慢できねえ」 飽きることなく聴かされていたシャッター音が止まると、男はカメラを胸のポケットに仕舞いながら、自分の防護服のベルトを外していった。 「ハメ撮りのほうが利用価値ありそうだし、この際、ヤっちまおうぜ」 「バカ、時間ねーぞ」 「大丈夫だよ。さっさとヤっちまえば」 そんな遣り取りを聴かされて、柴崎は絶対絶命の窮地に立たされたことを知る。 この男たちは、写真だけじゃ飽き足らず、自分の身体をも手に入れようというのか。 「ゴムないけど、しょうがないよね?」 男は小馬鹿にしたような口調のまま、避妊具なしでの行為を柴崎に同意させるように問う。 「妊娠しちゃっても、それはそれでさ」 男は自分自身を下着から出して、既にそそり立つそれを柴崎の入り口に宛がおうとする。 冗談じゃない、こんな男を受け入れるなんて。 必死で腰を左右に揺らして、挿入を避けようとする。 しかし、後ろの男に腰を掴まれてしまっては、柴崎にもう逃げ道は無かった。 それでもプライドを捨てずに居られたのは、図書隊の面々が脳裏を掠めていったからだ。 熱血バカのくせに、堂上とのことになると乙女度全開の笠原。 真面目の上にクソがつくくらいなのに、笠原を想っているのがバレバレな堂上。 毬江のためなら反論できない矢継ぎ早の正論で相手を封じ込める小牧。 そして。 至極優秀な割りに融通が利かない、器用貧乏な手塚。 いつもつるんでいた彼らを思い出す。 そう、私は彼らが来てくれることを信じている。 誰よりも、―――彼を。 己の声とは思えない音量に自分でも驚きながら、柴崎は叫んだ。 「ふざけないでよ。誰が……―――誰が、アンタ達なんかに!」 もしその場所が戦闘に近い場所であれば、銃音に掻き消されて、その声は手塚には届いてはいなかっただろう。 柴崎が連れ込まれた部屋は、手塚が必死で走りついたサーバー室の少し手前にある部屋だった。 今聞こえた声は、明らかに柴崎のものだ。しかも、かなり逼迫した。 手塚はゆっくりとシグ・サウエルのロックを外し、ドアノブに手をかけた。 ゆっくりと回して―――、一気に開く。 低い姿勢でその開かれた扉から中へと進入。そこで手塚が目にしたのは。 二人の男と、半裸の柴崎。 半裸、といってもほとんど全裸に近かった。制服の上着だけが、柴崎の腕に絡まっていた。 柴崎が必死で抵抗しているその状況は、誰が見ても強姦しようとしていると判断できた。 手塚は一瞬怯んだが、再度銃を構えると両方の男の太腿に2発ずつ銃痕をお見舞いしてやる。 下手をすると柴崎にも当たりかねない状態だが、狙撃の腕には自信があった。撃たれた男たちはもんどりを打って転がっている。 「柴崎!」 「早く確保を!」 真っ先に柴崎へと伸ばそうとした腕が、彼女の声で我に返る。 手塚が男たちの後ろ手に手錠を架けている最中、片方の男のインカムから声が漏れた。 「別働隊〇一、応答せよ」 一瞬の逡巡の後、手塚がそのインカムに手を伸ばし、返答した。 「こちら別働隊〇一」 「作戦は遂行したか」 その内容だけで悟ってしまう。 今回の襲撃の目的が、柴崎だったことを。 「無事、遂行しました」 「別働隊〇一、了解した」 恐らく、襲撃は程なく終了して、良化隊は撤退する。その前に柴崎の姿を何とかしてやらないと。 手塚の考えをまるで読んだように、柴崎が口を開いた。 「わたしのことはいいから。早くウエに連絡して」 「しかし」 「いいから」 声が、震えている。 手塚は戦闘服の上着を脱ぐと柴崎をそれで包み、無線機のチャンネルを郁の番号に合わせた。 「こちら手塚。笠原、聞こえるか」 「手塚!どこに行ってんのよ!アンタ命令違反で罰則モンよ!」 「笠原、いいから聞いてくれ」 いつにもまして冷静な声に、郁の声も小声になる。 「どうしたのよ」 「何も聞かずに、柴崎のロッカーから替えの制服を持ってサーバー室の手前まで来てくれ」 「な!それ、どういうことよ!」 「……頼む」 手塚の声は、怒りを抑えているそれだった。流石の郁にもそれが分かった。 「……了解。直ぐに行く」 交信を終えると、手塚は良化隊員の胸ポケットからデジタルカメラと、柴崎の腕に嵌っている手錠の鍵を探し当てる。 手錠を外した柴崎の手に、手塚はカメラをポンと置いた。 「消せ」 「でも、証拠がなくなるわ」 「いいから消せ!」 それでも電源を入れようとしない柴崎に、 「バカか、お前は!」 と、手塚は柴崎を抱きしめた。 「……なんでこんな危険な真似したんだ!いくら同室だからって笠原の無謀をお前が受け売るな!」 この男は、本気で心配している。柴崎は少し俯いた。 「泣くなら、今だけだ。直ぐに、笠原が来る」 その言葉に、箍が外れた。 柴崎は手塚のTシャツに顔を埋めて、声を殺しながら泣いた。俯き震えるその頭を、手塚は優しく撫でていた。 その後、手塚には命令違反の、そして柴崎には避難時の行動違反の始末書が何十枚も待っていた。 此度の襲撃が柴崎狙いだったことは、堂上班と玄田のみが知るところとなり、これを上手くカバーしたのは小牧だった。 あの後、柴崎の制服を持って到着した郁にこれでもかと言うくらいボコボコにされた男2人は、査問委員会にかけられることとなったが、襲撃内容については口裏を合わせるように前もって言い渡されていた。 「これ以上生きていたいなら、それくらい当たり前だよね」 拳つきで郁に言われてしまっては、首を縦に振るしかない。 女のタスクフォースでこれなら、男の拳がいかほどなのか、彼らには十分過ぎるくらい判断ができた。 「流石は手塚って感じですよね。ちゃんと急所外して撃ってる辺り」 「そうだね。しかし、あれだけじゃすまないってことを、身体に教えて込んでたね、笠原さん」 ぶぶっと吹き出して笑うのは、いつもの上戸に入れてしまったようだ。 恐らく、顔の形を変えてしまうのではないかと思うほど殴った郁の姿を思い出したらしい。 「柴崎に酷いことしようとしたんです、当たり前ですよ」 郁が少し頬を膨らませて反論すると、 「女性に対する冒涜だからね。許されることじゃない」 前を見据えたままで発する小牧の言葉には、さっきまでの笑いが消え、確かに怒りが滲んでいた。 あの時、未遂で終わったこととはいえ、柴崎がどんなに苦しい思いをしたかは想像に難くない。 もし自分がそんな目に遭ったとしたら……考えただけで身震いだ。 それでも、気丈に振舞っていた柴崎は立派だ。あたしとは違う強さを、柴崎は持っている。 そう思いかけて、郁は少し首を横に振った。 ―――違う。そうすることで、柴崎はまた立ち上がろうとしているだけだ。 「それにしても、―――」 話を変えようとしたものの、話題が柴崎から離れない自分に気がついて口ごもる。 「なに?」 小牧に促され、再度口を開く。 「あ、いえ。あの2人、いい雰囲気だなって思って」 館内巡回中の郁たちの目に、手塚と柴崎が映る。 柴崎はいつもどおりカウンター業務をこなしている。その場所から程遠くない場所に、手塚が配置されている。 手塚は館内を見回しながらも、時々柴崎の様子に気を配っているようだ。 「他から見たら、バレバレなんですけどねー。手塚なんて、柴崎心配しすぎてあの場所から一歩も動けないみたいで」 小牧の上戸が移ったのか、郁はケタケタと笑いだす。 「早くくっついちゃえばいいと思うのに、何やってるんですかねー」 その郁のセリフを聞いて、今度は小牧が盛大に笑い出した。 「笠原さん、そのセリフっ……堂上に言っちゃ、ダメだよっ…くくっっ……あははははは!」 小牧の大笑いを聞いて堂上が飛んでくる。 「笠原!お前、また何ツボ入れてるんだ!」 「知りませんよ!小牧教官が勝手に……」 「あはははははは!」 その様子を怪訝な顔で見つめる手塚。カウンターの中では柴崎が呆れ顔をしつつも少し笑う。 郁と堂上が思いを通じ合わせ、そして手塚と柴崎も同様になるのは、まだ少し先の話―――。 了
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セラエノ図書館戦争(誇張アリ) セラエノ図書館+図書館戦争(有川浩) 『セラエノ図書館』はクトゥルフ神話に出てくる図書館(本編参照)。 図書館戦争は有川浩の小説。図書館対国家という感じの素敵な作品。 『頭の中の消しゴム』(78p11行目) 韓国映画「私の頭の中の消しゴム」。 保管されてるトカ何トカ(79p14行目) 『WILD Arms 2nd IGNITION』に出てくるコンビ、トカ&ゲーのトカ博士の語尾。世界観無視という点ではニャル子たちとドッコイドッコイ。 元ネタのぶっ飛び具合から考えるともっとハジけた解説の方がよかったのだろうか。その……科学的に考えて。 「あなたがクトゥルー神話だと思うものがクトゥルー神話です」(80p1行目) 2ちゃんねる「ライトノベル」板のガイドライン『「ライトノベルの定義」。あなたがそうだと思うものがライトノベルです。』 ただし、他人の同意を得られるとは限りません。 「どこへ行こうと言うのですかね」(81p13行目) ムスカ大佐の「どこへ行こうと言うのだね?」が元ネタか? 「私のほうはいつでも準備OK牧場」(82p5行目) アメリカの西部劇「OK牧場の決斗」の舞台となった貯馬場(corral)。これは貸し馬や商売物の家畜を一時的に預けるさく囲いであり、いわゆる牧場(stock farmまたはranch)ではない。用法はガッツ石松のギャグ。 余談だが、ガッツ石松のギャグは発音が「おっけー」であるのに対し、元ネタのほうは「おーけー」であるらしい。 『ちょっと宇宙まで行ってくる』~(83p9行目) Xbox用ソフト『メタルウルフカオス』の主人公であるアメリカ合衆国大統領マイケル・ウィルソンのセリフ。メタルウルフと呼ばれるロボットに乗り、ありとあらゆる困難を「何故なら私はアメリカ合衆国大統領だからだ!」の一言で解決する大統領魂の持ち主。その破天荒ぶりから、なんと海外サイトで行われた「もっとも投票したいゲームの政治家」アンケートで堂々の1位に輝いてしまった。 ほぼ末期ハードだったXboxでの展開、さらに海外販売されていない(発売日が9.11の発生後で、大義名分はあるものの敵のついでにアメリカの各都市を破壊しまくるという内容はさすがにシャレにならない)ため流通量が極端に少なく、現在では入手が極めて困難。歴史に「もし」はないが、もし9.11が起こらなければ伝説のバカゲーとして名を残しただろう、悲劇の作品である。 「宇宙が怖くってどうするんです! あいつが怖くってどうするんです! 足踏みしてるだけじゃ進みませんよ!」(83p13・14行目) 「ウルトラマンネクサス」第1期OPテーマ曲の『英雄』から。 ちなみに『宇宙が怖くって』の部分は本来は『闇が怖くて』なので、原曲通りなら真尋さんから確実にツッコミがあると思われる。 「無下・ゾルバドスなんですね。」(84p4行目) 『超獣機神ダンクーガ』に登場する敵勢力『ムゲ・ゾルバドス帝国』。 「『待っている』……何と聞こえのいい言葉ですか――!」(84p9行目) 漫画版『スクライド』に登場するキャラ、箕条晶の台詞「更正―― なんと聞こえのいい言葉か――!!」。 この台詞はAA化され、チャンピオン系スレを中心に各所で改変AAが作られた。 「だから真尋さんって好きトキメキトキスです!」(86p9行目) TVアニメ「さすがの猿飛」OPテーマ曲の『恋の呪文はスキトキメキトキス』。 逆さに読んでもスキトキメキトキス。 「それは最優先事項ですので」(86p15行目) TVアニメ『おねがい☆ティーチャー』の主人公・風見みずほ(声:頼子ママと同じ人17才←おいおい)の口癖「最優先事項よ」。 諷意なる封印の中で~ (86p16行目) 『ヴァルキリープロファイル』に登場する大魔法「セレスティアルスター」の詠唱。 汝、その諷意なる封印の中で安息を得るだろう、永遠に儚く。 余談だが、「永遠」の読みは中の人によって「とわ」だったり「えいえん」だったりする。 「骨まであっためるように指示してある」 (88p12行目) 「スターオーシャンセカンドストーリー」のボスキャラの一人、ミカエル(炎属性)の必殺技「スピキュール」使用時の台詞「骨まであっためてやるよ!」。 この巻で、クー子のミカエルネタは後でも登場する。 「これは『試練』ですよ。過去に打ち勝てという」 (92p5行目) 「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のラスボス、ディアボロの台詞。 ビヤーキーの各フォーム(92P) すべて「スーパーロボット大戦R」のバンプレストオリジナルロボット・エクサランスのフォーム名。 更に「とぶとぶマシン」「もぐりんマリン」はミニパト!のOPより。 ちなみに「胸の前で手を叩いて……」というビヤーキーを召喚するハス太の仕草は、ドラマCDにおける彼の中の人ネタであろう(鎧の弟君)。 その形状から、元ネタの一つは「仮面ライダーW」のハードボイルダーか(ハードボイルダーは陸、海、空の各形態に換装できるバイク)。 「銀のビヤーキーの背に乗って」(94p6行目) 中島みゆきの楽曲『銀の龍の背に乗って』 余談だが、ニャル子の中の人が歌う「天空のレーヴェ」という楽曲に「銀のライオン」という一節があり、本人が度々ネタにする。「ぎーんのらーいおんー」 「ライド・ザ・ウインド」(94P6行目~7行目) 仮面ライダーディケイドEDテーマ。一瞬、イタカの別名『風に乗りて歩むもの』かと思ったが。 バルザイのテキオー刀(96P9行目) バルザイの偃月刀+ドラえもんのひみつ道具「テキオー灯」。 バルザイの偃月刀(又は半月刀)はヨグソトースの儀式で使われるらしい。あとデモンベインの武器。 爆弾パチキ(96P16行目) KOFシリーズ、山崎竜二の必殺技名 「パチキ」は朝鮮語で頭突きのこと。 しまいま、もとい~(97p5行目) アリスソフトのアダルトゲーム「しまいま」から? ファイト一発、黄金の蜂蜜酒D(同15行目) ファイト一発、リポビタンD!(ナレーター:矢島正明)。 黄色の印のハストゥール製薬。(同16行目) ロバート・W・チェンバース「黄の印( The Yellow Sign)」 +「鷲のマークの大正製薬です(ナレーター:矢島正明)」。 ハストゥールとはHasturの別読み。 なお、SAN値が底をついた者はキじるし、黄色と黒は24時間戦える勇気の印、イエローハートは祈りの印であるが、この際どうでもいい。 虚弱貧弱無知無能な人間(99p8行目) 『女神異聞録ペルソナ』、口調の「高慢」な男悪魔が去り際に残す台詞「では さらばだ! 虚弱貧弱無知無能な人の子よ!」より。 ?HONEY(99p13行目) Wizardryシリーズの鑑定前アイテム。ボルタック商店という店で鑑定できるが、料金がそのアイテムの売却価格と同じというボッタクル商店。 「ハスター君の考えそうなことなんて全部すべて、まるっとスリっとゴリっとエブリシングお見通しなんですよ。」(11p8~9行目) TVドラマ「TRICK」シリーズより、主人公・山田奈緒子の決め台詞。様々なバリエーションがある。 過激にファイヤー(102p3行目) マクロス7の熱気バサラの台詞より。 「…闇の炎に抱かれて眠っ――馬鹿なっ!」(103P8行目) PS2・PSP用ソフト「テイルズオブデスティニー2」のキャラクター、ジューダスの秘奥義『浄破滅焼闇』の台詞の一部。「塵も残さん!行くぞ、浄破滅焼闇!――闇の炎に抱かれて馬鹿なっ!」 発動後に決め台詞を言うため(その間無防備)、敵を倒しきれずに反撃を食らって戦闘不能になると上記のようになる。 +『魔弾戦記リュウケンドー』での、リュウケンドーの決め台詞「闇に抱かれて眠れ」。 9.8秒。それが~(105p15行目) 「仮面ライダーW」の仮面ライダーアクセルのアクセルトライアル時の必殺技「マシンガンスパイク」の決め台詞。 「9.8秒。それがお前の絶望までのタイムだ!」 ちなみにはじめて決めて以来、タイムがどんどん短くなってきている。 ニュルンベルクのマイスタージンガー~どこからかワイヤーカッターでも(106P7行目) 上遠野浩平著『ブギーポップ』シリーズで、ブギーポップが「世界の敵」の前に現れる際のお約束。 ニュルンベルクのマイスタージンガーは本来はワーグナーの楽劇。 「今流行りの文学少女なんですよ!」(107p6行目) 文学少女そのものは一般的な単語ではあるが、「今流行りの」とついているだけに、ファミ通文庫の、野村美月のライトノベル「"文学少女"」シリーズの事を指している可能性がある。 『萌え萌え児童文学』(107p11行目) イーグルパブリシングから刊行されている「萌え萌え○○事典」シリーズだろうか? 昨年はとうとう「萌え萌えクトゥルー神話事典」まで刊行されてしまった。 しかもナイアーラトテップ(ニャルラトホテプ)の項には欄外に「最近では、なんか美少女になって名状しがたいバールのようなものを振り回してるみたいだし」との記述が…。 「英語で言うとインフォメーション・ハイ」(114p17行目) 『マクロスプラス』に登場するヴァーチャルアイドル、シャロン・アップルの歌唱曲『INFORMATION HIGH』から。 115p2行目からの「電脳ヴォーカルアイドルを駆使して~」も同じく『マクロスプラス』のシャロン・アップル事件そのもの。ヴァーチャルアイドルのシャロン・アップルがマクロス・シティ統合軍中枢コンピュータを乗っ取った事件。 ある意味では初音ミクを始めとするボーカロイドのはしりとも言える。 「……検索を開始するよ。キーワードは」(115P17行目) この後のキーワードを述べるシーンも含めて、「仮面ライダーW」のフィリップの検索シーン。 「人は皆、青春の後ろ姿を忘れてしまう」(118P5行目) 松任谷由実「あの日にかえりたい」の歌詞から。 「…チョコパフェとかイケメンとかガチで夢中になれるお年頃~」(118P6行目) 『ふたりはプリキュア』ED「ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」より。 胸がドキドキするときめきを夢見てられるトシだとは言わないのか、言えな(灰も残さずLOST) …真っ白に燃え尽きそう(118P14行目) あしたのジョーより、ホセ・メンドーサとの世界タイトルマッチを12R戦いぬいた矢吹丈の台詞「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・」 …げに恐ろしきは女の情念(118P16行目) 道成寺 安珍清姫 『邪神マニュアル』(119P6行目) 川岸殴魚著『邪神大沼シリーズ』(ガガガ文庫)より。いいのか、他社の本ネタにして。 ニャル子に通じるものがある不条理コメディである。 『白の書』(119P9行目) 折口良乃著『死想図書館のリヴル・ブランシェ』(電撃文庫)より。だからいいのか、他社の本ネタにして。 (性格はぜんぜん違うが、こちらよりは普通に)ニャルラトホテプやネクロノミコンが出てくる。 余談だがこの作者、二巻でクトゥルフ神話を 「H・『F』・ラブクラフトの創作~」 と書いていた。おしい ちなみに元ネタだと表紙はフランス語のみで、日本語の表記はない。 『魔道書の楽しい書き方』(119P13行目) 本田透著『ライトノベルの楽しい書き方』(GA文庫)より。 2010年、実写映画公開決定。 『宇宙ミ=ゴ』(119P17行目) 藤川桂介著『宇宙皇子』(角川文庫)+ミ=ゴ。 『ネクロノ・ミカン絵日記』(119P17行目) 安孫子三和著『みかん絵日記』(白泉社)+ネクロノミコン。 『ネクロノミカン』という映画もあるので元ネタはこっちかもしれない。パロ臭いタイトルだが中身はちゃんとしたホラーらしい。 映画の邦題が『ネクロノミカン』なのは単なる表記揺れのような気も。 『ダイラス=リーンの翼』(119P17行目) 富野由悠季著『リーンの翼』(角川書店)+ダイラス=リーン。 同名のアニメもあるが、他のラインナップからして小説の方が元ネタと思われる。 ダイラス=リーンは、B・ラムレイ著「ダイラス=リーンの災厄」の舞台となった街。 『ニトクリス・クロス』(119P17行目~120P1行目) 高畑京一郎著『クリス・クロス 混沌の魔王』(電撃文庫)+ニトクリス。 ニトクリスは、B・ラムレイ著「ニトクリスの鏡」より、タイトルになっているキーアイテムおよびその持ち主の古代エジプト女王の名。 『ニトクリス・ナーガ』(120P1行目) 小林三六九著『クリスナーガ』(電撃文庫)+ニトクリス。 『インドでわしもサスラッタ』(120P1行目) 椎名誠著『インドでわしも考えた』(集英社文庫)+サスラッタ。 魔道書『水神クタアト』に第6サスラッタなる記述があるらしい。 『地獄のサルコマンド』(120P1行目) ジョセフ・ジトー監督『地獄のコマンド』+サルコマンド? 他が本なので、ここだけ映画なのは違和感がある。 サルコマンドは、レン高原にあるという荒廃都市。 『ウェンディゴの夜』(120P2行目) 加藤実秋著『インディゴの夜』(東京創元社)+ウェンディゴ。 ドラマ版の特撮出身俳優率の高さでも有名。 『ルルイエ以外全部沈没』(120P2行目) 筒井康隆著『日本以外全部沈没』+ルルイエ。 それにしてもネタの濃い三行であった。 邪神様のメモ帳(120P8行目) 杉井光著『神様のメモ帳』(電撃文庫) 不都合な真実(122p7行目) アル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が主演の地球温暖化をテーマとしたドキュメンタリー映画 宇宙警備隊(123p10行目) 今回の話から考えると「ウルトラマンシリーズ」の宇宙警備隊のことだろう。 「……一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」(124p6行目) ラグビーの格言にもなっているこの言葉の大元は、アレクサンドル・デュマ『ダルタニャン物語』第一部「三銃士」第9章にて、ダルタニャンと三銃士が交わした友情の誓い。ただし前後が逆。 "Tous pour un, un pour tous(フランス語原文)" "All for one,one for all(英訳)" 同じことを同巻の「結(298p11行目)」でニャル子も言いかけている…が、どーせ「嘲笑・皮肉・悪意」の三本柱で成り立ってる彼女のことだから、後半部分を曲解して「みーんな私一人の為のオ・モ・チャ」とでも思ってるのだろう…。 「~支援効果というものを自覚した方がよろしいかと」(125P17行目~126P1行目) 「…少年が近くに居ると、命中率と回避率にプラス100パーセントの補正がかかる」(216P3行目) 『ファイアーエムブレム』シリーズから。周囲3マス以内に支援相手がいれば命中率・回避率・必殺率等に補正がかかる。 ちなみに『聖戦の系譜』に登場する指揮官支援で計算すれば、(☆の数-1)×10倍の補正がかかるため、真尋の指揮レベルは☆11となる。チートレベル。 さらに『トラキア776』における指揮官支援は☆の数×3倍なので、真尋の指揮レベルは約☆33となる。やはりチート。 「これが新しい夜明けへと続く道に~目撃しましょう!」(126p5~6行目) 『仮面ライダーディケイド』OPテーマ「Journey through the Decade」より。 「……少年の歴史が、また一ページ」(128P5行目) アニメ版銀河声優もとい『銀河英雄伝説』の予告編最後のフレーズ。 「銀河の歴史が、また1ページ……」(声は屋良有作氏で)より。 星の本棚(130p5行目) 「仮面ライダーW」でフィリップが検索を行うデータベース「地球の本棚」のこと。検索を始めよう。 読みは「ほしのほんだな」だが星ではなく地球なので注意が必要。 内部空洞説~ペルシダー(130P10・11行目) E・R・バローズ著『地底世界ペルシダー』シリーズより。 全くの余談だが、スパロボの外伝「魔装機神」の世界はこの内部空洞説を使っている。 「だから、見ていてください。私の、宇宙CQC!」(131p7行目) 『仮面ライダークウガ』Episode2「変身」より、主人公・五代雄介が、初めて自らの意志で戦士クウガとなる直前に言ったセリフ。「こんなヤツらの為に! これ以上、誰かの涙は見たくない! みんなに笑顔でいて欲しいんです! だから見てて下さい! 俺の! 変身!!」 第48話『空我』でも一条に同じセリフを言っている。 エクスットリィィィィィムッ!(131p12行目) 「仮面ライダーW」でダブルがサイクロンジョーカーエクストリームへ初変身した際の園崎琉兵衛のセリフ。 園崎若菜もクレイドールエクトリームへの変身の際に叫ぶ。 しかしあまりにもベタ過ぎるネタのため、ライトノベルの執筆について研究する某サイトに先手を取られてしまった(興奮も極限...ニャル子さん風(笑))。 「音速の五百倍の速度で十三キロメートル伸びます」(131p12行目) 「BLEACH」市丸ギンの卍解『神殺鎗』の能力。 でも本当は言うたほど長く伸びません、言うたほど迅く伸びません。 ちなみに音速の五百倍というとおよそ秒速170km。13km伸ばすのにかかる時間はおよそ0.076秒。 「名状しがたいバールのようなものの射程半径(キリングレンジ)が二〇五一光年あるって自慢してましたけど」(131p16~17行目) MF文庫Jの、赤松中学のライトノベル「緋弾のアリア」のVI巻のサブタイトルが「絶対半径(キリングレンジ)2051」。 「…任意同行、司法解剖、無期懲役」(133P10~11行目) パトレイバーの外伝『ミニパト!』のOPテーマ『果し合いカナ?』の歌詞から。まんまである。 ちなみに最後の「ええ、答えは聞きません」は仮面ライダー電王のリュウタロスが元ネタ。 「伸びたー!?」(134p7行目) 『ブレンパワード』第7話にて、敵機・グランチャーのチャクラブレード(黄色い)が、いきなり伸びたのを目の当たりにした主人公の驚きの叫び。 全身が四肢、頭部、胸部、腰部に分割~(135p5~6行目) 「ターンエーガンダム」のターンXは全身を分割できる。 そのうえオールレンジ攻撃も可能。 賊の片方は、腕を長く伸ばす黄色の宇宙人。(136p10行目) もう片方は、全身を分割させる黒い宇宙人。(同11行目) 能力だけ単純に見れば、『ONE PIECE』の麦わらのアイツと赤くてデカい鼻のアイツなのだが、そこに更なるネタが仕込まれているから油断ならない。 黄色のほうは仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリに登場するルナ・ドーパントの可能性もあり 仮面ライダーWで黄色はルナの特性(手足を伸縮可能)、黒はジョーカーのジョーカーエクストリーム(体を左右に分割してライダーキック) 「私だって精一杯頑張りましたというのに」(141p10行目) 『フレッシュプリキュア!』キュアパッション・東せつなの決まり文句「精一杯、頑張るわ」。 むしろニャル子は目ェいっぱい手を抜いていた。生体時間加速も使わず終いだったし。 「はい、あったかいものどうぞ」(146p行目) 「んー、あったかいものどうも」 「ワイルドアームズ・セカンドイグニッション」のオープニングイベントから。 アステロイドベルトまで行った人間が地球圏に戻ってくるというのも、人間がまだ地球の重力に引かれて飛べないという証拠なのだから(146P3・4行目) ガンダムZZ(第四十七話)での、ジュドーとの決着がついたあとでのハマーン・カーンの台詞。 「うう、このニャル子一生の不覚!」(148p5行目) 見田竜介「ドラゴンハーフ」、シヴァ王国正規軍大尉・ダマラムの口癖「ダマラム一生の不覚!」より。 ↑特定のキャラの台詞と断定するのは厳しいと思うが。自分は北斗の拳の海のリハクを連想した。 ↑だが、「いくつあるんだ」とツッコまれるくらい一生の不覚を連発したのはダマラムくらいだろう。